リストラというと、会社への貢献度がない。現場に行っても役に立たないから、クビです。
ではないんです。なかなか、一方的に企業から従業員に対して解雇通告することは出来ません。
今回は、観点がちょっと違うので、まずは読み進めていってください。
リストラではなく卒業です

この記事で言う、システムエンジニアのリストラとは、会社自体クビになるのではなく、システムエンジニアから卒業し、もっと上級の仕事をしなさいってことです。
それは、若手にシステムエンジニアとしての道を用意してあげること。ズバリ、社内の若返りのためです
20代、30代はいいとして、40代以上になると、企業側としては管理職になってもらいたい年齢です。
また、社内の若返りをはかるためにも、どんどん新入社員を採用して、若手のシステムエンジニアを育成し、現場に派遣し稼いでもらいたいからなんですよね。あなたも社内に居れば、そのくらいわかると思います。
やっぱり、年代によって、会社から求められる役割が異なるので、貴方が40代以上でシステムエンジニアとして仕事しているのなら、そろそろ潮時なのかもしれませんよ。決して、役に立たないとかではなくて、あなたには、管理職に就いてもらい若手の育成のために貢献して欲しいという願いもあるのです。
ちなみに、出来ない、稼げない、社内貢献が低いシステムエンジニアの場合、企業側が一方的にクビにすることは出来ませんが、自主退職を促すような言葉は上司から言われるかもしれません。しかし、今日では、IT技術者が不足しているという事実もあるので、何か問題があれば別ですが、普通に働けているのなら、リストラされるという心配はないのかなと思います。
システムエンジニアとしてリストラされないための方法
あくまで、システムエンジニアという職業にこだわるのなら、職種そのままで、プラスアルファの強みを持たなければなりません!
例えば、
マネージメントもやる
主の仕事はシステムエンジニアだけど、どうしても管理職をやらなければならない状況になったら、仕方ありません。
補佐と言う形でも良いですが、やっぱり会社の意向に従うしかありません。だけど、システムエンジニアもやらせてくださいと言えばいいので、そんなに難しく考える必要はありません。現場に行って、マネージメントもしながら、要件定義に行ったり、開発もすればいいと思います。
現に、私が行ってた人事給与システム構築プロジェクトでは、リーダーやりながら、要件定義もして開発もする人がいましたよ(笑)
そのときは、開発が間に合わなかったので、サポートしただけだと思うんですが、やりようによっては、まんべんなく仕事が出来るんです。
英語など、外国語のスキルを身に付ける
最近では、英語が出来る人が優遇されますよね。
アジアの方も、日本でIT技術者として働いている人もいます。彼らは日本語が上手!私も一緒に仕事したことがあるんですが、彼らは本当に勤勉家です。我々も負けないように、外国語スキルを身に付けて、グローバルな活躍をしたいですね~
もちろん、自社内で英語が喋れる人がいなかったらチャンス!貴方が、グローバル案件に参画して、事業拡大のための可能性を示すことも出来ます。
案件を獲得する
システムエンジニアとして、現場で仕事していれば、顧客との関係もうまくいっているはず?ですよね
信頼を得ているのなら、直接ユーザーから、「今度、○○の開発やるんだけど、○○さんのところの社員さんアサインできないかな?」
なんて声がかかる可能性があります。これが出来たら、社内での評判はうなぎのぼり!
なかなか出来ることじゃありませんが、会社への貢献度は大きいです。
転職する

給料が上がるかどうかは別として、あくまでずっとシステムエンジニアにこだわるのなら、転職するのが一番です。
社内で、どうしてもシステムエンジニアとして仕事がしづらくなった場合、思い切って環境を変えてみることも必要なのではないかと思います。
しかし、転職したとしても、必ずうまくいくとも限らないのが人生です。転職時の企業選びは、今後のあなたの人生を左右しますから、信頼できるエージェントを選びたいところです。
こちらの記事で、ITエンジニアのための転職エージェントを紹介しています。信頼できるエージェントを見つけ、求人を紹介してもらい、貴方がシステムエンジニアとして、活躍できるフィールドが用意されている企業へ転職しましょう!
自社にこだわる必要はあるのか?
システムエンジニアとして転職するにしても、こだわりがないのなら、フリーランスになるのもいいです。
私が、正社員からフリーランスになったことで、年収は上がりますし、なんといっても、社内での上下関係がないため、非常に楽に仕事が出来ます。現場だけの付き合いなので、うまくやっていけば、精神的なストレスがだいぶ軽減されます。
とはいっても、フリーランス専門のエージェントがたくさんあるので、どれを選べばいいのかわかりません。
こちらの記事で候補として挙げているので、興味があれば、ご覧になってみてください。