プログラマーの離職率と退職の理由

プログラマーになりたい人もいれば、その裏では離職する人もいます。

常にIT業界は人材不足だと言われていますけど、入る人もいれば、それだけ辞める人もいるということですね。

では、まずプログラマーの離職率と、そして、なぜプログラマーを辞めたのか、その理由もお伝えしていきます。

プログラマーの離職率

ポテパンスタイルの記事によると、

公称離職率10~20%としているところが多いですが、実情はプログラマーだけ見ると50%を超えている企業もそう珍しくありません。

35歳までに80%以上の人間が辞めていきます。IT企業の社員平均年齢が他の業種に比べ低いのはこれが原因です。

 

驚きですね!^^;こんなに辞める人がいたなんて!!

よくIT企業の求人情報には、若手がたくさん働いています!20代・30代が中心だから大丈夫!という掲載がありますよね?

それは、全部の企業がそうであるとは限りませんが、30代が辞め、20代前半の若手が入社する。。そして、辞めて・・若手が入社して。。

という繰り返しのため、自然と平均年齢が若くなってしまうという現実もあります。

しかし、企業の経営上、なんとしてでも人材は確保しなければなりません。

20代の若手を雇う理由として人件費が安く済むという企業側のメリットがあります。

 

その将来有望な若手が辞めてしまう理由とはなんでしょう?

 

プログラマーの離職理由

かつてプログラマーをしていた人たちの声を集めてみると、以下の理由が挙げられます。

過酷な労働環境

プログラマーは繁盛期になると、月の労働時間が300時間を超えるということも珍しくありません。

残業時間、100時間以上で、時折ニュースでも話題になりますよね。

なぜ、そうなるのかというと、無理なスケジューリングや人手不足、仕様の未確定による手戻りなどが原因です。

納期に間に合わせるために、休日出勤や終電まで残業、ときには徹夜することもあります。

これによって、無理がたたり精神的、肉体的に病んでしまい、離職せざるを得ない状況に追い込まれることもあります。

私の場合、新人のころに、月の労働時間が300時間を超えたことがありました。徹夜、休日出勤・・平日は9時から23時ごろまで仕事。

上司に怒られるわ、眠くなるわで、頭が回らず、何をしているか判断がつかないくらい疲労が溜まり、一時は辞めようかと思ったくらいです。

なので、過重労働が原因である場合、辞めたい気持ちもわかります。

 

給料が安い

正社員プログラマーの平均年収は、400万~450万くらいと言われています。

私の場合は、1年目でボーナスなしの350万円。2年目でボーナス含めて年収400万程度でした。

中小企業だったので、大体こんな感じなのかなぁと思ってましたが、ボーナスがないとやっぱり苦しいですよね。

毎日のように、残業していても、残業代をちょろまかす企業だってありますし、しっかり仕事していても、評価制度が中途半端で、給与査定が適当な会社もあります。

やっぱり、入社する企業によって、同じ仕事内容でも年収に幅があります。

お金は、生活していく上で必要なツールであり、それがまた日々の仕事のモチベーションにもつながっています。

たまたま、入社した企業が、安月給だったら、不運です。。これだけ仕事しているのに、たったこれだけの給料。。

そりゃ、辞めたくもなりますよね。。

 

異業種の仕事に興味が湧いた

 

プログラマーをしているとき異業種への仕事に興味が湧くと言うこともあります。

私がいた会社では、最初はプログラマーで入社したものの、営業に興味をもち、そのまま社内で営業を担当するといった方もいました。

人生何があるかわかりません。それは貴方の人生ですから、プログラマーをずっと続けなければいけないということもありません。

人生は選択の連続だと誰か言ってたなぁ。。プログラマーの仕事よりも、異業種の仕事に興味が湧いたら、それはそれで転職をしてもいいですよね。

 

と、プログラマーを辞める主な理由には、理解して頂けましたでしょうか?

私は、プログラマーが嫌になったわけではなく、社内の人間関係が嫌になり退職しました。

私はフリーランスになった

私は、正社員プログラマーで2年半の経験を積んだあと、フリーランスになりました。

理由は、

・フリーランスになれば稼げるとわかったから

・社内の人間関係が面倒になった

からです。

プログラマーを辞める理由に、給料が少ないというものがありましたよね?

これ、すべての企業がそうではなくて、稼げる案件に参画すれば、おのずと給料は上がります。

もちろん、プログラマーとして同じ仕事内容で。です

私の場合、正社員のときは、年収が400万程度でしたが、フリーランスになったことで、年収が600万になりました。

フリーランスになって、給料は確実にアップしますが、過酷な労働環境になるとは限りません。

これは、エージェント(仲介会社)との話し合いをして、貴方が案件選びをすればいいのですが、過酷かどうか見極める方法は難しいです。

私ならば、新規システム構築プロジェクトは避けて、運用・保守稼働を行っている最中だとか、安定稼働しているプロジェクトを選びます。

なかなか、巡り合えないかもしれませんが、こちらの記事で紹介しているエージェントに任せつつも、優良案件を選びましょう。

初めてのITフリーランス~将来の不安を解消できるエージェント

 

選ぶのはあなたですが、エージェントの方に相談しながら、貴方が働きやすい案件さえ選べれば、過重労働はありません。

今もし、プログラマーを辞めようと迷っているのなら、今の現場を乗り切ってから、退職し、フリーランスになるという手もアリだと思いますよ。

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ABOUTこの記事をかいた人

私の最終学歴は、高卒(県立)です。 田舎から東京へ行き、フリーターを2年経験。 21歳の時、未経験で正社員のプログラマーに!! 正社員として2年半、その後転職して フリーランスとしてシステム開発の仕事を6年半。 合わせて9年間行ってきました。 要件定義~納品。運用保守まで担当。 主な言語は、PL/SQLです。 現在は、理由(ブログでご覧ください)があって サービス業に従事(薄給です泣) もし、現在の仕事で悩んでいることがあればお気軽にコメント、ご相談ください^^ 経験者として少しはお役に立てるかと思います。