9年のIT業界生活で、私もシステムの運用と保守を経験しているので、あなたには仕事内容から、その魅力までお伝えすることが出来ますが、果たして、読み終えたときにやってみたいと思えるのか?
結論から言うと、私は、割と楽だったので、運用や保守はシステム開発よりかは良いとだけ言っておきますw
それは、開発では経験できなかったことを、システム運用保守では経験をさせていただいたからです^^
では、具体的に仕事内容やその魅力はどこにあるのか順番に見ていきましょう
システム運用・保守の仕事内容
運用や保守って、既に稼働しているシステムのメンテナンスを行います。
プログラマーやシステムエンジニアという方々は、システムを構築、すなわち作る側でありますが、運用や保守は、それらを引き継ぎ、日々システムに問題がないか監視するのはもちろん、何かトラブルが起きたときにメンテナンスを行うんです。
普通、ユーザーが使っているシステムが正常に稼働するのは当たり前で、これに顧客から新しい機能を追加してほしい。
ここ、やっぱり使いにくいから変更して!そんなことが多々あります^^;
ですから、ユーザーが使っているシステムのことを把握しており、かつ要件定義や時には、業務知識が必要となるし、時にはプログラミングをすることもありますから、総合的な知識や技術が求められる仕事でもあるのです
私の場合は、人事給与システムを担当しておりましたので、その会社の給与制度のことや、年末調整や社会保険に関する知識が必要とされました。
では、そんなシステム運用や保守の仕事のどこに魅力があるのか?お伝えします。
システム運用・保守の魅力とは?
さ、仕事内容は紹介してきましたが、これのどこに魅力を感じるのでしょうか!?
私は・・
1.割と残業が少ない・・・※絶対ではありませんw
2.トラブル対応能力が身に付く・・・冷静な思考力が身に付いた
3.顧客からの感謝
の3つが挙げられます
まず、勤務時間についてですが重要なシステム障害が起これば残業して深夜まで対応に追われることもありますが、基本的に、優先度が高くない作業が多いので、割と早めに帰れます
2番目は、トラブル時の対応能力が身につくことですが、まず障害が起こったとして、
1.根本の原因を調査
2.リカバリ、対応策の決定
3.対応(プログラム修正など)
4.テスト(単体とシステム検証)
5.ユーザー検証
6.本番リリース
7.再発防止策の検討
とまぁ、こんな手順で対応をしていくわけです
何度も繰り返しやっていくとトラブルが発生しても冷静に物事を考えることができます
どんな仕事でもトラブルってつきものですが、一度、起ったことを即時に受け入れ、自分なりの対応策を導き出すという能力が身につくということです
1人で仕事はしていませんからその意見を伝え、あーだこーだ対策を練るわけですが、ただ、障害が発生してどうしようだけではなく、それならこうしよう!
こういう対策はどうだろうか?
提案できるということは、チームからの信頼も厚くなり頼れる存在になれます
さて、3つ目の顧客からの感謝ですが、2つ目から直結しますね
ユーザーから○○がおかしいんだけど・・○○の改修って出来るの?
色々と顧客からの要望があるわけです
これを即時に対応したときや現状より、使用しているシステムの使い勝手(便利になった)がよくなったとき、初めて感謝の念が生まれます
電話やメールではありますが、助かりました!ありがとうございます!
この一言で、いちシステム開発者の一人として、やりがいを感じ嬉しく思えるのです。
人はやはり、誰かに感謝されたり信頼されると嬉しいものです
運用や保守って、なんか退屈でつまらなさそうって思ってるかもしれませんが、案外楽しいもんですよ^^
システム運用保守の仕事をしたいなら?
システム運用保守の仕事をするには、扱っているシステムに関する知識や、業務知識が必要になります。
もちろんその仕事をするには、社内の営業に話をして、運用保守の仕事を紹介してくださいとお願いするか、運用保守案件を主に紹介してくれる企業へ転職する方法があります。
今の待遇に不満がある場合は、もちろん転職した方が、あなたにとっては良い事ですし、今の会社で十分だという場合は、無理に転職する必要はありません。
環境を変えて仕事をすることは、最初のうちは色々気を使うことがありますが、やる仕事自体は、システム開発と同じような内容なので、特に仕事でストレスを抱えることはありません。
転職するメリットは、同じ仕事内容でも、待遇が良くなる場合があるということです。
こちらの記事で、IT転職エージェントに依頼して、ホワイト企業への転職を目指してみましょう!
もし、少しでも興味をもって頂けたり、仕事内容について質問がありましたら、気軽にコメントしてくださいね^^