システム開発の仕事は、テスター、プログラマー、ITエンジニア、コンサルタント、プロジェクトリーダーなどの職種に分けられます。
責任の重さがありますが、これらの仕事は一体何歳まで出来るのか?個人の意見も交えてご紹介していきます。
テスターは何歳まで?
テスターは、IT業界に入ったばかりの新人が行う場合がほとんどです。
基本、募集していないプロジェクトが多数で、ほとんどはプログラマーが担当します。
また、契約単価が低いので、企業側としてはテスターだけの案件は取り扱うことがほとんどないので、入社して1年、2年目までが限界でしょう。
大卒なら、24歳くらいまでと見ておいた方がよいでしょうね。
プログラマーは何歳まで?
IT業界に入って、誰もが経験するのがプログラマーでしょう。
新人から始めて、早い人では数年でシステムエンジニアなどの上流工程へステップアップしていきます。
しかし中には、プログラマーとして30代、40代まで続ける人もいますが、それは色んな言語が出来て、需要があるからこそです。
一般的には、30歳くらいまでが限界だろうという見方がありますが、それはあながち嘘ではなく、企業からするとプログラマーも平均契約単価が60万くらいなのと、上級職なら70万、80万と稼げるので、なるべく早い段階で、プログラマーは卒業してもらい、エンジニアとかリーダー職になり、会社の売り上げに貢献してほしいという思いがあるのです。
目安として30歳まで、やりようによっては、40代、50代でもプログラマーとして活躍していけますよ。
あなたがプログラマーになりたいという思いが今あるのなら、こちらの記事でプログラマーの方におすすめするエージェントを紹介しています。
ご覧頂き、プログラマーとして転職を目指しましょう。未経験可の求人を扱うエージェントもありますので、安心してご利用ください。
ITエンジニアは何歳まで?
プログラマーを卒業すれば、業務系システムエンジニア、Web開発を行うWebエンジニア、ゲーム開発の企画を行うゲームエンジニア、インフラ周りの整備を行う、インフラエンジニア、ネットワークエンジニア、サーバーエンジニアなど、色んな職種があります。
どの道を選ぶかは、貴方がどの分野の仕事をしたいかによりますが、特に年齢はいつまでという制限はありません。
どのエンジニアも、需要があるため、経験を積めば積むほど、技術や経験が蓄積され、より重宝される存在になれることでしょう!
私の場合は、人事給与システムのエンジニアをしていましたが、どの企業も人事給与システムは導入していますから、ずっと需要はありましたよ。
近年では、インフラエンジニアの需要が高まっており、業務系SEよりも、平均年収も100万円は高いです
稼いで、将来安泰と言われる職種を選ぶのなら、私はインフラエンジニアをおすすめします。
こちらの記事で、ITエンジニアにおすすめするエージェントを紹介しているので、これからもっと活躍していきたい場合、ご利用してみてはいかがでしょうか?
コンサルタントは何歳まで?
システム導入のためのコンサルタントも需要がありますよね。
ITエンジニアを経験したあとは、この後紹介するリーダーか、コンサルタントになるか選ぶことも出来ます。
あなたが、リーダーではなく、コンサルタントとして仕事をしていきたいのなら、それなりに社内での教育を受けるべきです。
もちろん需要がある職種で、システム導入の提案をする以上、こちらも責任が重くのしかかりますが、年収は800万~はかたいですね。
常に需要がある職種でもあるため、こちらも年齢制限はありません!
プロジェクトリーダーは何歳まで?
マネージメント経験がある人は、非常に需要があり、年収もグッとあがります。
こちらも、常に需要がある職業なので、年齢制限はありません。定年まで仕事はあり続けることでしょう。
年収は、800万以上はかたく、中には1000万円を稼ぐ人もいます。
マネージメントが出来れば、開発チームのリーダーとなり、責任は重くのしかかりますが、それだけ評価される職でもあると言う事です。
主には、プロジェクトの予算管理や顧客とのプロジェクトスケジュール調整、開発メンバーの作業スケジュール管理などがありますが、これもまた大変な仕事です。プロジェクトが予定通りに終わるよう、常に気を配り、調整、調整!の日々です。
私は、身近にリーダーがいたので、その大変さがよくわかっています。
プロジェクトリーダーになるには、最初はリーダー補佐的な役割からはじまり、次第にリーダーとしての仕事を引き継ぎなっていくわけですが、それも本人のやる気次第だけなので、早い人で30歳とかでリーダーを経験する人もいます。
チャレンジしてみたい人は、社内でキャリアプランを練っていくと良いでしょう。
ということで、システム開発の仕事は、上級職になるほど、年齢制限はなく、定年までは続けられる仕事であります。
テスターやプログラマーとしてでは、やっぱり限界説があるので、将来を見据えて、安心して働いていきたいのなら、ITエンジニアかリーダーとして活躍することをおすすめしますよ。
フリーランスになる選択肢
フリーランスは、その都度、貴方のスキルにマッチした案件を紹介してくれるので、プログラマーでも長年働くことは出来ます。
人と接するのが苦手だけど、プログラミングをしたいという人もいますから、そういう場合は、フリーランスになる手段もあるのです。
フリーランスか・・初めてなら不安もあると思いますが、給与保証もあるエージェントもあるので、まずはご覧頂き、興味があれば、フリーランスになるという選択肢も面白いと思います。
初めてのITフリーランス~将来の不安を解消できるエージェント
私は、稼ぎたいのと社内での上下関係が嫌だったので、フリーランスになりシステム開発の仕事を行ってきました。
人によって生き方はそれぞれ。どの職種を何歳まで続けるかも自由なんですが、その都度分岐点は必ず来ます。
後悔のない選択をして頂き、1人のIT技術者として成長していってください。