プログラマーとして経験なしでも、転職は可能です。
しかし、一つ言えるのは、ブラック企業に入社しないように気をつけなければなりません。
では、中途採用枠で転職する方法をお伝えする前に、ブラック企業に入社しないように注意点をお伝えします。
未経験可、学歴不問には注意

いつの日も、IT業界は人材不足だと言われています。
少しでも若手のプログラマーを確保しようと、募集条件のハードルが低くなっています。
例えば求人サイトを見ると、社内研修があるから、未経験でもオッケー!若手が多数います!学歴も不問です!安心してください!
未経験者から見たら、よっしゃ!私でも十分プログラマーになれるんだ!と思っちゃいますよね?
ただこのうたい文句には注意が必要です。
というのは、社内研修を十分に受けられないまま、現場に行かされる場合があるからです。
プログラマーとして経験がない場合、ちょっとの社内研修では、プログラミングも仕事のやり方も中途半端なままです。
それで現場に行かされたら、全く仕事になりません^^;
いくら募集条件のハードルが低くて、応募して採用されたとしても、その後に地獄を見る場合があるんです。
もし、そういう求人を見かけたら、その会社のことを徹底的に調べましょう。
電話して、どのような社内研修があるのか、社内環境はどうなのか?聞いてみる方が良いですし、怖いなら会社の評判などをネットで検索してみるのも良いです。
ブラック企業を見極めるためには、こういう事前のリサーチが必要なんです。
では、実際にプログラマーとして転職するには、どうすればいいかを紹介しますね。
転職するにはエージェントを利用しよう

まず、経験なしでプログラマーになるには、学校に通ったりする方法もありますが、一番早くプログラマーになるには、就職してしまえばいいわけです。
経験がなくても、企業側がプログラマーとして貴方を採用!と言った時点で、見習いながらもプログラマーとして1歩を踏み出せるわけです。
となると、最初にすべき行動は、未経験でもOKという求人探しですね。
先ほども伝えたように、社内研修の期間や内容、社内環境を事前にリサーチして、いくつか企業を絞っておくと良いです。
ただ、1人では大変な労力が必要なので、IT転職エージェントを活用することをおすすめします。
こちらの記事では、未経験プログラマーでも安心して利用できるIT転職エージェントを紹介しています。
1つのエージェントではなく、複数に登録することで、求人情報をかき集めて、良さそうな企業をまずはリサーチしましょう。
社内環境や待遇などを、細かく見て行って、数社くらいに絞れてきたら、面接を受けにアポイントを取りましょう。
専属のアドバイザーがいますから、履歴書の書き方とか面接での答え方などのアドバイスを受け、まずはブラック企業ではない企業への就職を目指しましょう。
採用面接での答え方

IT転職エージェントに複数登録してみましたか?
採用面接では、志望動機や将来のキャリアプランなどを聞かれます。
志望動機の答え方
未経験なので、難しいことを答える必要はありません。
あなたが、なぜプログラマーになりたいと思ったのか。そして、なぜ我が社に応募してくれたのかを答えましょう。
「私は、前職で在庫管理のシステムを使う機会がありましたが、とても使いやすいソフトでした。
次第に、人の役に立つシステムを作ってみたい。という思いであふれてきて、プログラマーになろうと思いました。
御社の求人を拝見し、企業理念の●●に共感したことと、社内の様子がお互いに切磋琢磨して成長していける会社だと知り、応募させて頂きました」
プログラマーになりたいと思った出来事、就職したい企業のことを調べ、その会社でなければダメなんです!!という思いが伝わるように答えたいです。
次は、将来についてです。
キャリアプラン
まずは、プログラマーの見習いとしてスタートしますが、2年、3年も仕事していると、段々と業界のこともわかり、ステップアップしていく時期となります。
通常なら、システムエンジニアなどの上流工程の仕事に就く場合が多いです。
「入社後は、プログラマーとして一日でも早く信頼して頂ける技術者になれるよう努力していきます。
先のことはまだわかりませんが、現時点では、システムエンジニアの仕事にチャレンジしたい思いもありますし、これから入ってくる新入社員の人にも、私が経験したことを伝えられるように、育成においても貢献していきたいと思っています。」
未経験者には、熱意とやる気が必要で、企業側は向上心がある若者を求めています。
いきなり具体的にと言われても難しい話なので、せめて↑くらいのことは、伝えられるようにしておきたいです。
私も、初めてIT企業の面接に行ったときは、とりあえず熱意だけは伝えるようにして、採用を勝ち取ったので、参考にしてみてください。
入社してからが大切です
プログラマーとして採用されたら終りではなく、ここからがスタートです。
一人前のプログラマーになるには、数ヶ月では厳しいです。1年、2年の現場経験を経て、仕事が出来るようになっていきます。
また、プログラミングの知識だけではなく、設計書や計画書を作成する場面が多々あり、人とのコミュニケーションも大切な仕事なんです。
まずは1つ1つの仕事のやり方を覚えて、人に説明できるようになりましょう。
日々、ドキュメントの作成、プログラミング、テストの実施や結果のまとめなどの作業の繰り返しですが、決してめげないようひとまず1年は耐えましょう。
2年目からは、きっとコツを掴んで、徐々にスムーズに仕事が出来るようになっていきます。
何かお困りであれば、いつでもコメントしてください。私の経験もお伝えしながら、何かしらアドバイスができるかと思います^^