システムエンジニアの仕事って、きつくて過酷な労働だと未だに思われていますよね^^;
私は、4年ほどシステムエンジニアとして働いていましたが、あまりきつかったとか、過酷な労働だなぁということはありませんでした。
言ってしまえば、所属している企業、参画しているプロジェクトの進行状況によりけりなんですよね。
大変な時期もあるし、そうでない時期もあるので、一概に毎日残業ばっかりで、過酷な労働だとは言い切れないんです。
これから、ゆくゆくはシステムエンジニアを目指すあなたも、また、今現在システムエンジニアとして働いていて、あまり良い環境に恵まれていないなぁと思う貴方も、ぜひ最後までご覧ください。
システムエンジニアの仕事内容

ここでは、例として、既存システムの改修について一連の流れを見てみましょう!
1.顧客との打ち合わせ(ヒアリング)
最初に行うことは、顧客へのヒアリングです。
例えば、
顧客「今、手作業でやってることがあって、これを自動化したいんだよね~出来る?」
↑事前にメールや電話で、事の内容を聞いていたという前提とします。
私「はい、実現することは可能ですが、2つほど案がありますよー」
私「事前に伺ってましたので、A案とB案を持ってきました。」
・・・・
ふむふむ、なるほど。。。
・・・・
顧客「じゃあ、A案の方が簡単だし、楽だからこれで!」
私「はい、では、A案で改修作業をすすめていきますね!ありがとうございました」
なんて、ざっくりですけど、こんなやりとりがあります。
では、A案に決まったので、これを持ち帰り、みんなと相談です。
2.方針決定
A案を持ち帰って、チーム内でどのようなスケジュール、メンバーで行うか、方針を決定します。
リーダーを中心として、じゃあ、仲ちゃんさんとAさんで、明日から作業開始ってことで!
スケジュールは本日中に作っちゃいましょう!
はい、では早速、スケジュール作成を行います!
3.スケジュールの作成
スケジュールは、本番稼働日から逆算して、組んでいきます。
※人によって組み方は違うので、あくまで参考程度に。。
1か月後から、本番稼働するならば、最終週にはここまでの作業を。。3週目までにはここまでの作業を。。
と、大体チームリーダーが行う作業ではありますが、時にはシステムエンジニアである貴方に、相談してくる可能性もあります。
私の場合は、隣の席がリーダーの人だったので、当時扱っていたシステムに詳しかった私に、何かと相談してくれました。
大体のスケジュールを余裕があるように決め、あとは作業しながら、軌道修正していく感じです。
ここで大事なのは、仕事が過酷にならないよう、余裕をもったスケジューリングをすることです!
大体のスケジュールが決まったら、早速翌日から、作業開始となります。
4.基本設計書の作成
システム改修の方針、スケジュールが決まったら、基本設計書の作成を行います。
システム改修における概要設計なので、おおまかな修正内容を記述したり、フロー図を作成したりします。
詳細設計とは違い、◎◎のどこどこを修正します何て記述はしなくてもよいので、書き方は、プロジェクトの方針に従ってください。
必ず、フォーマット(雛形)があるので、それを見ながら書きましょう!
出来たら、早速開発作業へと移ります。
5.改修作業開始
以降は、主にプログラマーの仕事になりますが、プロジェクトの進行状況によって、システムエンジニアでもある貴方がコーディングする場合もあるし、テストもすることもあります。
システム連携テスト、ユーザー検証、本番環境へのリリース作業も行うことがあるんですよ~
と、システムエンジニアが行う作業としては、顧客とのヒアリング(要件定義)、スケジュール作成、基本設計書の作成、場合によって開発作業とテストも行うので、作業内容としては盛りだくさんです!
やっぱり、SEの仕事はきつくて過酷な労働?

冒頭で、
「大変な時期もあるし、そうでない時期もあるので、一概に毎日残業ばっかりで、過酷な労働だとは言い切れないんです。」
と述べました。
まさにその通りで、新規システム開発の時期だと、大変だけども、運用保守時期の場合は割と楽だという印象があります。
新規開発の場合は、やることがたくさんあるので、あれもこれもと追われるため、確かに残業ばっかりの日々になります。
運用保守の時期は、優先順位を決めて、今月はコレとコレを改修する。と余裕をもった負担のないスケジュールを組むので、残業はほとんどありません。
なので、システムエンジニアの仕事がきつくなるのも、過酷だと思うのも、
プロジェクトの状況によりけり
としか言いようがないんですよね^^;
システムエンジニアの仕事をしたことがない人がみると、へぇ・・・じゃあやっぱり、システムエンジニアの仕事って、これだけの作業があると、過酷でしょう?と思うかもしれませんね^^;
もし、それでも過酷ならば、助けを求めましょう!
過酷な労働ならば、SOSを!
貴方が今、過酷な労働環境に置かれているのならば、すぐにリーダーや相談できる相手に、SOSを出すことです。
あなたは、ロボットじゃない。人間です。
精神的に病んでしまったり、体を壊してしまってからは遅いです。
今まさに、危ない状況だと思うのなら、メールでもいい、一言助けてください、無理です。。というべきです。
それを事前に防ぐためには、やはりスケジュールの問題ですね。
無理なものは無理!と、はっきりとリーダーに言えることは重要ですし、システムエンジニアならば言うべきです。
これから、システムエンジニアになりたいと思っているあなたにも知っておいて欲しいです。
例え仕事がなくなっても死ぬわけじゃないし、別の案件を探してもらう!と怒ってもいいんです。
これまでそんなことはありませんでしたが、やはりスケジュールを提示された時点で、はっきりと無理な場合は、無理だと言う事が、過酷な労働を防ぐ方法だと思っています。
自分の体は自分自身で守りましょう。黙っていては、誰も助けてくれません。。
きついなら環境を変えるのもアリ!

どうしても、今の現場が苦しい場合、時期を見て、転職するという考えもあります。
例えば、労働に関する改善点を申し出ても、一向に直らない。
聞いてはくれるが、軽い返事で、重要なことだと思われていない。
頑張っても、対価として反映されないから日々のモチベーションが保てない。。
俺は何のために働いているのか。。。など、やはり不満が出てくるのではないかと思うんです。
だったらもう、環境を変えて、心機一転、新しい会社で再出発するという方法も考えていいと思います。
こちらの記事では、そんな貴方に、おすすめする転職エージェントを紹介していますので、ご覧になってみてください。
無理して、過酷な環境で今の職場にいるか?
心機一転して、好待遇で迎え入れてくれる企業を探すのか?
貴方の人生です、後悔だけは決してしない選択をしていってください。
何かあれば、私に是非コメント頂ければ、誠心誠意返信致します!