「フリーランスプログラマーの行く末」
すなわち、フリーランスプログラマーをこのまま続けていっても将来は安泰かどうか?
私は、正社員プログラマー2年半を経験したのち、フリーランスのプログラマー・システムエンジニアとなりました。
その当時は、24歳だったので、まだまだこれからだ!稼ぎたい一心だったため、全く不安はありませんでした。
でも、しばらく働いていると、やっぱり将来の事って気になるし、本当に仕事がこのままあるのかなぁという思いに、徐々になっていきました。
近年の動向から、フリーランスプログラマーの行く末を考えてみようと思います。
日本にいるフリーランスの数は?

まず、フリーランスってどのくらいいるかというと、アメリカでは3人に1人の割合なので、フリーランスという働き方は、ごく当たり前のことなんですね。
日本には、1000万人余りのフリーランス(副業・兼業含)がいると発表されています。
これは、労働人口からすると、6人に1人の割合なんだそうです。あら、意外と多いことに気づかされます。
経済規模にすると、20兆円という試算もある
その背景には、昔と違って、働き方に対しての抵抗や壁が徐々にではあるが、なくなってきているから。ということなんですね。
ということは、フリーランスという働き方を選ぶ人もいるということです。
フリーランスが増加傾向にある理由とは?

なぜ、フリーランスが増えているのかというと、
・収入のアップを実現したい
・人間関係のストレスを軽減したい
・年齢関係なく働ける
・働き方の自由
というメリットがあるからではないでしょうか?
私が、フリーランスに転身した理由に、収入のアップと人間関係のストレス軽減が挙げられます
まず、収入の面だと、正社員時代の年収は、400万(賞与年1回)程度でしたが、これがフリーランスになると、同じ仕事内容でも年収600万になるわけです。
そして、人間関係については、正社員でいると、先輩後輩、上司の関係があり、社内行事にも参加しなければならないし、後輩の面倒も見ないといけません。。
面倒見のいい人ならいいけど、これが面倒だと感じる人もいるわけです。
フリーランスになると、現場だけの人間関係で済むので、多少は気遣いしますけど、ストレスはほとんど感じることはありませんでした。
ただでさえ、ストレスが多いのに、仕事でストレスを抱えてしまうのは、モチベーションの低下にもなりますし、精神衛生面でもよくありません。
だったら、フリーランスで楽に働きたいという思いが出てくるのも当然で、増加傾向にあるのも納得がいきませんか?^^;
フリーランスプログラマーの需要は?

フリーランスに限らず、働き方に対して、抵抗がなくなってきた日本社会です
正直、企業側からしたら、プロジェクトに雇い入れるプログラマーの雇用形態は、発注先の会社で正社員だろうが、フリーランス登録している人だろうが、求めるスキルや経験とあなたの人間性次第なので、関係はありません。
採用する企業・プロジェクトとしては、即戦力として働ける能力があり、なおかつ人間性を重要視しているので、正社員だから、完璧な人がたくさんいるなんて考えにはなりません。
フリーランスだから、仕事が適当で?人間性は乏しい?そんな考え自体が古いです。
また、大手を含めて、プログラマーの人材不足は未だ解消できていません。
IT技術者を求める企業が多い事、転職エージェントの求人や案件をみると、その数が現に多いじゃないですか?
ということは、フリーランスだろうが、正社員だろうが、プログラマー自体の需要はまだあるということです。
雇用形態は気にせず、まだプログラマー自体の需要はあると思ってもいいと思いますよ。
さて、これらを踏まえて、フリーランスプログラマーの行く末を考えます。
フリーランスのプログラマーの行く末は?

これは、私の意見ですが、20代、30代ならば、フリーのプログラマーとしてもやっていけるでしょう。
40代以上になると、単にプログラマーだけだと、仕事が見つかりにくい場合もあります。
企業やプロジェクトによって、若い人材を優先的に、安い金額で雇いたいという思いがあるからです。
なので、結論としては、貴方の年齢と経験、人間性によって左右されるということです。
色んなことが出来るプログラマーだったり、50歳、60歳になっても仕事はあるよっていう保証がある企業と密な関係なら、話は別です。
40代、50代って年齢からして、求められるスキルや経験って、単にプログラミングだけじゃなくて、要件定義、設計、管理などの仕事が出来ることですよね?
だから、プログラミングしか出来ない、40代・50代って、経験はあるだろうけど、若い人と比べて、体力の衰え、物忘れがあったり、新しいことにチャレンジする意欲の低下など、何かとデメリットがあるわけですよ^^;
また、近年では、海外へ委託したり、自動生成ツールでプログラミングしたりと動きはありますが、それでもまだまだプログラマーの需要ってなくなりませんよね?
または自分で仕事を取ってこれる営業能力があったり、既に独立していて人脈があることなど、条件が揃えば行く末は安心できるのではないかと思いますが、この世の中、いつ何が起きるかわかりませんから時代に合わせたプログラミング言語を勉強していく努力はしていくべきだと思います。
IT業界で長く生き残るために。。

貴方が、20代~30代のプログラマーならば、今のままでいいかもしれません。
しかし、将来を見据えて、少しでも行く末が不安ならば、やはりITエンジニアとしてステップアップしていき、いつの日も必要とされる、経験、知識、人間性の3つを身に付ける必要があると思います。
しかし、その前に、安心して働ける環境を提供してもらうための、フリーランス専門エージェントを選ぶ必要があります。
私が数あるフリーランス専門エージェントの中から、厳選したエージェントをこちらの記事で紹介していますので、ご覧になってみてください。
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フリーランスプログラマーが選ぶべきエージェントと選び方