私が、正社員として2年半、フリーランスとして6年半、システム開発を行ってきましたが、なぜ正社員を辞めて、フリーランスになったのか、そのきっかけをお伝えします。
また、これからフリーランスになってみようかなぁと考えている貴方の背中を後押し出来れば。。とも思います。
フリーランスになったきっかけや動機
私の場合、2つ理由があります。
1.正社員より給料が髙い
同じプログラマーの仕事内容でも、正社員の場合とフリーランスの場合とでは、倍近くの差があるんです。
例えば、私の例で言うと、プログラマーの契約単価は60万で
正社員の場合、手取りが25万(残業代込み)
フリーランスの場合は、手取り45万くらいでした(所得税や保険料を差し引いた後)
きっかけは、正社員として3年目を迎えたころ、同期の人から、フリーランスは正社員の給料の倍はもらえるよ!
えぇ!!と調べてみると、確かに今の給料の倍はもらえることがわかり、フリーランスになろうと決意したのです。
単純ですね笑。
2.社内での上下関係がないこと
もう1つ、私がフリーランスプログラマーになろうと思ったのは、自社内の人間関係や行事が嫌だったことです。
上司や先輩に気を使ったり、後輩の面倒をみたり・・・社内行事に参加したり、土日の勉強会などに出席したりと、プライベートがあまり充実しそうになかったのと、とにかく仕事以外に何かをやらないといけないことが、ただただ面倒だった。
ということなんですね。
一方、フリーランスの場合は、現場だけの関係で、あとは全くの自由です!
仕事を紹介してくれるエージェントには、別に何かするわけでもないし、単に仕事をこなしてくれたらそれでいいわけですから、ストレスフリーです笑
ということで、フリーランスプログラマーのメリットを2つ紹介しましたが、デメリットもあるので、これも知っておいてください。
フリーランスプログラマーのデメリット
1.契約期間が正社員より短い
プロジェクトによりけりですが、正社員の場合は、3ヶ月~6ヶ月単位で、契約を交わしてくれる場合が多いです。
一方、フリーランスは、短期契約が多く、長くて3ヶ月ごとの更新ですし、普通は1ヶ月とか2ヶ月くらいですね。
私も1か月単位の更新だったので、綱渡り的な状況が続きましたが、なんとか、6年半、仕事が途切れることなく続けることが出来ました。
会社間同士の付き合いがあったり、大人の事情が絡み合うので、難しいのですが、フリーランスにとっては、少し不利なところはありますね。
2.仕事がない場合の収入がゼロ
普通に、働いていれば、仕事が途切れる事なんてのはめったにありません。
ただ、ごくまれに、仕事がない場合もあるようで、その月に仕事がなければ、翌月の収入はゼロです。
正社員の場合は、会社が給与の保障をしてくれるので、6割7割程度は給料がもらえますが、フリーランスはゼロです。
3.ローンが通りにくい場合がある
家とか車をローンで購入する場合、特に家は金額が大きいため、ローンの審査が通りにくい場合があるということです。
正社員だと信頼がありますが、フリーランスという雇用形態は、まだ世間的にはあまり印象としては良くなくて、不安定という見られ方をします。
さて、メリットデメリットを紹介してきましたが、それでもメリットの方がある!というならば、早速フリーランスになりましょう。
フリーランスプログラマーになるには?
フリーランスプログラマーになるには、特に資格などは必要ありません。
これまでプログラマーとして、数年の経験があれば、誰でもなることは出来ますよ。
また、フリーランスとしてやりたいという意思をエージェント側に伝えるだけです。
プログラミング言語も、今までやってきたもので十分。特に、JavaやRuby、C言語、Scalaを扱えるプログラマーは年収が高いという調査結果があります。
HTMLやCSSなども出来ると、尚良くて、重宝されるプログラマーとして受け入れてくれることでしょう!
さて、エージェント選びは、こちらの記事からどうぞ!
初めてのフリーランスだと、何かと不安がつきものでしょう。
中には、給与保証があるエージェントもあるんです。また、高額報酬が期待できるエージェントがほとんどなので、一番優先すべき希望が年収であれば、私が紹介するエージェントは間違いないでしょう。
初めてのITフリーランス~将来の不安を解消できるエージェント
あとは、貴方が正社員プログラマーから、フリーランスプログラマーになるという選択をするだけです。
フリーランスになったとしても、別にずっと続けなければならないってことはなくて、いつでも正社員プログラマーに戻ることは可能なんですよ。
やるだけやってみて、リスクが大きいからダメだ。。と思ったら、また今度は正社員として転職活動をしていきましょう。
フリーランスの方が楽だと思ったら、そのまま続けていけば問題ありません。強いていうのなら、今知っている言語の他に、何か別の言語を覚えておくと、仕事に困らずにすむので、ぜひとも勉強しておきたいですね!